ホワイトオーク工場とは

こんにちは、エルのプーチンです。

今回は知る人ぞ知る、
コーンデニム社製のデニムについて語っていきたいと思います。
コーンデニム社というのは、かの有名なリーバイス501が誕生した当初からアメリカで製造し続けた伝説的な工場です。

アメリカのコーンミルズ社

この記事のウンチクを語れば、デニム界隈で楽しく会話できること間違いなしです!

まずコーンデニムとコーンミルズについて説明します!

コーンデニムは、デニムの名前ではなくデニム生地メーカーの名前です。
コーンデニム社は、2004年に「コーンミルズ社」から名前が変わりました。

知ったかぶって、アメリカで作られたリーバイスを、「これ、コーンデニム!」という人がいますが間違いなので気をつけましょう。
正しくは、「コーンデニム社のデニム」です!

コーンデニムのホワイトオーク工場は501XXを作った歴史あるデニム工場です。
リーバイスの最高傑作の501XXを作ってきたのはコーンデニム社でした。(当時はコーンミルズ社)

大戦モデルなど、希少性の高いモデルは100万円を超える値段で取引されるほどプレミアが付いています。
当時の501を作ってきた工場は、アメリカノースカロライナ州のグリーズボロに位置する「ホワイトオーク工場」でした。

コーンデニムのリーバイスデニムの価値がこれから上がる理由とは?
ホワイトオーク工場は2017年に閉鎖してしまった!
なぜ、やれコーンデニムだの、やれホワイトオーク製だの騒がれるのか。

実はホワイトオーク工場が2017年に閉鎖してしまったからなんです!

閉鎖により、コーンデニム社のデニム工場はアメリカには無くなってしまいました。(メキシコと中国にある)

ホワイトオーク工場は501の歴史とともにある、リーバイスファンにとっては思い入れのある工場です。
技術的にも、赤耳と呼ばれるセルビッチに特化した素晴らしい工場でした。

そこが閉鎖されるとなると、ホワイトオーク製のデニムの価値が上がることは容易に想像できますよね!

現行の501と比べると色味がだいぶ鮮やかです。

コーンデニム社製の中でもホワイトオーク工場製の501を見つける戦いがヴィンテージ好きでは巻き起こっています。

コーンデニム(ホワイトオーク)製の501を見分けるポイント
コーンデニム(ホワイトオーク)製の501を見分けるポイントは、このパッチです!

コーンミルズ社製の証

このパッチの下の「MADE IN USA」とあるのもポイントです。

アメリカにあるホワイトオーク工場で作られていないデニムには、「MADE IN THE USA」と書かれています。
ちょっと詐欺みたいな感じです笑

ホワイトオーク製と書かれていないものは、アメリカ製ではなくメキシコか中国で作られたものと思ってもらって大丈夫です。

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