Levi’s 501を徹底解説

LEVI’S 501とは

銅リベット、レッドタブ、アーキュエットステッチ、5ポケット、ボタンフライ…。この世に存在する全てのジーンズの原点とも言える超定番アイテムです。



歴史が刻まれたディテール



”ウォッチポケット”

懐中時計を収納する為にフロントポケット内に作られたパネルポケット。

 腕時計が主流の現在は、小銭を入れる事が多く、コインポケットとも呼ばれています。5ポケットジーンズの必須ディティール。



”銅リベット”

1873年にリーバイスが特許申請した留め具。
錆びにくく、柔軟性がある事から、銅が採用されています。

負荷のかかるポケット周りを中心に施され、ジーンズらしさを象徴する重要パーツとなっています。



”ツーホースパッチ”

リーバイス社が考案した品質保証のラベル。
二頭の馬がジーンズを引っ張っても壊れない程強度があると言う事を示している。

対戦モデルなどXX表記も有名ですが、現行モデルでの有無は特に意味はないので、古着屋でデニムを買う際は注意が必要。



”アーキュエイトステッチ”

ブランケット裏地を補強する為のステッチで、1943年に商標登録されました。

ポケット裏地がなくなった今でも、リーバイスのアイコンとして広く認知されています。年代による形の違いもファンにはお馴染み。



”赤タブ”

リーバイスの証とも言える右ヒップポケットのピスネーム。

この位置に赤タブを付ける事自体に、リーバイス社が商標を所持。ビッグEやレジスター(R)マークなどがあります。



”ギャランティーチケット”

壊れた場合は新品に交換する旨を記した保証書。

紙ラベルでフラッシャーの下に付いてた頃もありますが、現行はポケット裏地にプリントされています。リーバイスの品質に対する自身が伺えます。



”フラッシャー”

ヒップポケットに付くペーパーラベル。
アーキュエイトステッチをなぞる様なデザインが特徴的です。

 未使用品の証でもあり、ヴィンテージ品でも、これの有無により価値が全く異なります。



”バータック”

ケットやベルトループなど、負荷のかかる部分を補強する為のステッチ。

属製リベットに代わって採用されたディティールで、カンヌキと言われることもあります。



まとめ

これらのディティールは、現行販売の501でも継続されているものとなりますが、過去も含めると多くのディテールがあり、時代ごとの歴史を感じられるのも”501”の魅力です。

現行の501を育てていくのもよし、好きな時代の501を見つけて、愛着を持って履くのもよし。

 様々な楽しみ方のできるLevi’s 501をぜひ多くの人に履いて貰いたいです。

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